2011年4月4日月曜日

「人間中心イノベーション」で東大生を変え,世界を変える.それが i.school




イノベーション ≠ 技術革新

イノベーションはつい最近までは技術革新の意味として
捉えることが多かったのではないだろうか.

その理由として,いままでの時代では革新というものが,
技術によって促されてきたことが事実としてあるからもしれない.
しかし,技術革新は英語でtechnical/technological innovationとなるように,
本来は違うはずだ.

i.schoolでは,
「人間中心イノベーション」
という言葉が頻繁に使われる.

人類のはたしかに技術によって発展をしてきた.
しかし,近年技術の成長スピードにも限界があるように感じる.
つまりこのまま技術からの発想では人間が欲しがっていたものを
満たすことは難しいのではないだろうか.

技術中心の発想から一度距離を置く必要があるのかもしれない.
そして,もう一度人間から発想に立ち返る.
人間中心の発想から,人類の発展に貢献する.

人々の生活や価値観を洞察する.
そしてそこから,新たなプロダクトやサービス.
ビジネスモデルなどを生みだすのだ.
それこそ「人間中心イノベーション」.

決して,技術中心からの発想がいけないというわけではない.
今後もおそらくそういう事例もあると思うし,重要だ.
しかし,今後は「人間中心イノベーション」も同じくらい
求められる時代になるということだ.

i.schoolはinnovationの学校である.
『人間の行動,生活,考え方や価値観を動かす,画期的で不可逆な変化』
そんなことを創り出せるような人間に一人一人がなることが,
i.schoolが目指している目標.

そしてこれこそ,
i.schoolが東大生から始めようとしているイノベーションなのだ.

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