2011年4月6日水曜日

TMI海外研修2010@北京・上海(全総括編)




本研修プログラムに参加して全体のまとめを述べたいと思う.
個人的単位でみれば,非常に良い経験をさせていただき,
充実した時間を過ごすことができたという意味で私は成功だと思っている.

しかしTMI全体の団体として見た場合,決して大成功とは言いにくい.
もっとこの貴重な機会を有効に使えたと思うことから,
非常にもったいなく感じるからだ.

そこで今回に足りなかったことで一番重要と思ったビジョンのことだけ述べる.
(おそらくこれが原因で数多くの小さな問題が発生していると思う).

今回の海外研修では,
バックボーン的な目的(ビジョン)がしっかりと定義されていなかった.
なぜ,今回海外研修のプログラムで中国を訪問するのか?
なにを感じ,なにを学びたいのか?

おそらくTMIの一人一人は海外研修に対する想いはもっていたと思う.

それをTMI全体で一度議論して,

お互いの想いを共有する機会があってもよかったと思う.

しかし,今回はそういった機会を設けず,業種別で班に分かれてしまった.
それによってみんながいまいちピントこないまま,各班で進めてしまった.

海外研修は本来みんなで作り上げ,
そのプロセスにも大きな学びがあるはずである.

なにもすることがなかったはずはない.
今回のプログラムを良くするにあたって,できたことは「山ほど」あった.
例えば,お昼に食べる場所の調査,上海万博を楽しく回る方法や班分け,
空いている時間の有効活用などたくさんあったはずだ.

旅行代理店代理店との役割分担が非常に不明確で,
過度に頼ってしまったこともこの要因としてあげられるが,
きっともっとみんなでできたはずだと思うと非常にもったいなく感じる.

海外研修は学生主体ではあるべきだが,
打ち合わせが始まるのは入学したばかりでお互いのことがわからない4月.
外部から来た人は発言しにくい状況でもあったのではないだろうか.
したがって,もう少し初めのフレームワークを先生や
TAの方が与えてもいいのではないだろうかと思う.
去年の反省点の報告.海外研修のみんなのビジョンの共有など.
本海外研修は高校でいう修学旅行のような,
もう二度と経験することができないと思っていたことを
再びこのTMIの同期と経験させてくれた.

そしてこの海外研修を契機に,
同期の間の絆を深まったことはたしかだ.

TMIの良いところに非常に優秀な同期と一緒に勉強し,刺激し合うことがある.
そして将来も同期間でのつながりは必ず大事になると思う.

今後TMIに入学してくる後輩にも,
ぜひこの海外研修に参加し,たくさん学び,たくさん楽しんで,
同期での絆を深めてもらいたいと願う.

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